この「インタラクションデザインの教科書 (DESIGN IT! BOOKS)」原著の題だと「Designing for Interaction: Creating Innovative Applications and Devices (Voices That Matter) 」は、著者のDan Safferがカーネギーメロン大学で大学院生としてインタラクションデザインの講義を担当する際に生徒に読ませるのに良い本を見つけるのに苦労をしたことを発端としている。そのせいか、同じような分野を扱っている「About Face 3 インタラクションデザインの極意」と比べるとザックリと細部を落とし見通しがつけやすい構成になっている。この本はまだ新しいこの領域の現在進行中にある中で、どのようになっているのか、そしてどのような手法の組み合わせを検討すべきかについて参考になった。