ドキュメントにあるExamplesのApplication ExamplesあたりはMVCパターンに沿って作られている。
今回はこのSencha Touch 2でのMVCパターンを調べてみた結果を書いていく。
[MVCパターン]
MVCパターンは大体こんな構成になっている。
・MODEL(モデル)
フィールドとそのデータのコレクション。
ストアと一緒に使われ他のコンポーネントにデータを供給する。
・VIEW(ビュー)
パネルなど目に見えるUI部分。
・CONTROLLER(コントローラ)
モデルとビューを繋いでアプリケーションの動作をさせる接着剤みたいなもの。
senchaで使われているMVCアーキテクチャについてはtouch1.1であるが下記に詳しく特に10ページあたりの図でイメージが掴みやすくなっている。
Sencha Touch MVC Application – Part 1
また、extJs4ではあるが、senchaでも説明があり、
MVC Architecture
こちらで日本語訳をしてくれている貴重な記事がある。
MVC Application Architecture
extJs4のスマートフォン向けがsencha touch2みたいなものらしいので、この記事を読めば使うコンポーネントは違えど大体の雰囲気はつかめる。
[スタートポイント]
アプリケーションを書くに当たり主要な基礎関係ができたスタートポイントが欲しくなったので調べてみるとフォーラムに候補になりそうな物が幾つかあった。
Sencha Touch 2 MVC NestedList
MVCHelloworld
SkeletonApp
中でもシンプルでありながらjson読み込みも使われているSkeletonAppをスタートポイントとして選定した。
<追記>公式サイトにある、Sencha SDK Toolsを使用すれば、スタートポイントが簡単に作れることが分かった。
Using Sencha Commandに書いてあるようにコマンドラインでオプション指定しつつ作成できる。まだ触っていないがデプロイのための機能も提供されているようだ。
次は構築なのだけど長くなるので、ここで一旦区切り次のエントリへ続ける。